前に戻る
永井商店トップへ

永井商店からのメッセージ

  1. クリーンエネルギーで地球を守ろう!
  2. 省エネルギーで地球温暖化を防止しよう!
  3. 地球の血液・・・命の水を守ろう!
  4. それでも便利な都市化を目指しますか?
  5. 家庭発電の時代が始まる
  6. オールというのはいいことですか
  7. 電力会社とガス屋は仲良し?
  8. バルクシステムを知っていますか?
  9. 見えない恐怖
  10. 電磁波で小児白血病倍増〜国立環境研究所






クリーンエネルギーで地球を守ろう!

目次に戻る

 

 電気はクリーンエネルギー?

 電気は有用なエネルギーです。でも本当にクリンーなの?

 電気は末端使用者のレベルでは確かにクリーンで二酸化炭素も出しません。  見た目はクリーンエネルギーといえます。

 現在日本では、原子力・火力・水力発電が主力で、太陽発電は始まったばかりです。

原子力発電は、放射能のゴミ、廃棄ウランの貯蔵、再利用などなど問題は山積しており、今後に大きな課題を残しています。

 水力発電は、河川環境の問題から既に限界に達しています。  火力発電は二酸化炭素の排出という問題があります。

 電気は発電所で60%のエネルギーが消滅し、一般家庭に送られるまでに送電ロスが5%発生し、エネルギーの65%は消えてなくなるのです。ということは使用電力が10キロワット/時間なら、実際の消費エネルギーは電力換算10÷0.35=28.57キロワット/時間を使ったことになります。これで本当に地球に優しいエネルギーと呼べるでしょうか。

 家庭発電がアメリカでは普及を始めています、これはガスを使って各家庭で電気を必要なだけ発電するといるシステムです。これなら送電ロスは発生しません。

日本でも水素ガスを利用した燃料電池の規制が緩和され、今後は車や家庭での発電が進むものと考えられます。(日経新聞記事 平成14年5月10日付 参照)

 

  今巷では、イメージ優先の広告宣伝により、地球環境に優しいと思わせるキャンペーンが氾濫しています。 私たち一人一人が真実は何なのかよく考えて広告宣伝に踊らされない、真実を見る目を持って勇気を持って発言し、行動して有限な資源エネルギーを有効活用し、次の時代に託すことが地球を守ることにつながるのではないでしょうか。

目次に戻る

   

省エネルギーで地球温暖化を防止しよう!

目次に戻る

  ガス屋の立場から言うと、沢山売れて利益が上がればいいなと単純に考えていると思っていませんか?  

必要なエネルギーを必要に応じて供給するのが公共サービスです。

必要でないエネルギー、すなわち無駄なエネルギーを供給するのは目的からはずれてしまいます。  

地球の温暖化はますます深刻になっています。各家庭・事業所毎にエネルギーの無駄遣いを点検してみませんか。

  さて、エネルギーの無駄と言えば、送電線で電力を送るときの無駄は莫大なものとなっています。   電気は流れると電磁波をだすのは、中学校の理科で学習しましたね。電磁波を出すと言うことは、必要でない電力エネルギーを浪費していると言うことなのです。  しかも無駄に使ったエネルギーから発生する電磁波が健康に悪影響があるなどと指摘されています。

 でも電気がないと私たちの暮らしは成り立ちません。アメリカカリフォルニアでの大規模都市停電は世界経済にも影響を与えたほどです  

 ここで言いたいのは、電気でなければ出来ないことにのみ電気を使う選択をして欲しいということです。    

電力会社はオール電化住宅を提唱していますが、エネルギーの無駄遣いという点から、なんでも電気という考えには賛成できません。  


目次に戻る

地球の血液・・命の水を守ろう!

目次に戻る

  地球が他の惑星と比べて大きく違うのは、血液とも呼べる水のおかげです。

でも、河川が汚染され、また山林が荒廃し、その水が力をなくしています。

水は、清らかに流れて、地球内を循環してこそ私たちの命の水となるのです。  

さてガス屋ですから、ここで提言します。

水をタンクに貯蔵して滞留させることが、水にどんな影響を与えるのでしょうか?   水には溶媒としての力があり、いいものも悪いものも溶かして、水の中に蓄えてしまうのです。   夜間の電力を利用しての電気温水器。これは、水をタンク内に貯蔵して、割安な深夜電力でお湯を作るものです。

  いつもタンクに水を貯蔵して、お湯にすることがどんなに危険なことなのか・・・・  ビルの屋上に水の貯蔵タンクがありますが、ここを年に1回清掃しますととんでもなく汚れていることが良く分かります。当然メーカーも飲用しないように注意しています。

  皆さんもいわゆる水垢についてはよくご存じのはず。電気温水器のタンクはいつ清掃するのでしょうか?   ある家庭の電気温水器を取り外して、見たところここまで汚れていました。(写真参照)   水は力を蓄えたままで、流してやりたいものですね。

  水からの伝言について、リンクを張りましたから、www.hado.comを見てください。  


目次に戻る

それでも便利な都市化を目指しますか?

目次に戻る

  日本は、明治の文明開化、戦後の高度経済成長と便利な都市化を目指して発展してきました。快適・便利は人間の欲望です。

  その結果、河川は汚染され、山野は荒廃し、美田は荒れ地となってしまいました。国破れて山河有りではなく、国破れて山河なしになったのではないでしょうか。    

私は、便利さを追求するなと言っているのではありません。物事の本質や役割分担といった地球バランスを考えて欲しいと言っているのです。  

 例えば、電磁調理器は熱くならないから子供が触れても安全だと考えるようなことを戒めたいのです。   確かに電磁調理器自体は熱くなりません。しかし調理鍋は熱くなってやけどの危険があります。    

 自然界・家庭内には危険がいっぱいあります。子供の危険を防止するためには、親が家庭生活を通じて危険とは何かを教えていくことではないでしょうか。    

人間は太古の昔から、炎に対して畏敬の念を抱いており、今でも炎を見ると安らぎさえ感じるのはそうした遺伝子を受け継いでいるからなのです。

 時代を担う子供達にそうした遺伝子を繋いでいくためにもガスを家庭から排除してしまおうとする流れには大きな声で反対したいのです。  

 阪神大震災の記憶は新しいところですが、道路は寸断され、都市ガス・電気はその役割を担うことが出来ませんでした。プロパンガスの利点が見直されましたね。  

 プロパンガスは農村地帯のものだけではありません。都市の中でも十分以上の機能を果たしているのです。がらんごろんとボンベを運ぶ姿が格好悪いと思う貴方へ、運ぶのはガス屋です月に一度ぐらい我慢してもらえませんか。
 どうしても我慢できない人は、バルクシステムを見てください。きっと満足いただけるものと思います。   


目次に戻る

家庭発電の時代が始まる

目次に戻る



日本は規制緩和の方向に流れています。

アメリカの強い要請で、橋本総理の時代から規制緩和の流れが始まっているのです。
現在は、小泉総理の聖域なき構造改革音戸により、日本経済再生に向けて規制の緩和がすすんでいます。

この規制緩和で、電力業界がいま一番影響を受けているのです。
電力料金の自由化、発電業者と送電業者の分離も始まり、入札による地域外の工場への電力供給が始まっています

また大型ビルの自家発電だけでなく、コンビニエンスストアなどの自家発電も始まっているのです。

米国ではすでに、家庭に大型冷蔵庫ぐらいの発電装置が設置され家庭発電まで始まっています。これは電気自動車に積載する燃料電池(注1 参照)装置が大型化したものと考えてください。
最終消費地で発電すると送電ロスが限りなくゼロに近づきますからエネルギー消費・地球に優しいエネルギー消費といえるでしょう。

一方、日本ではなかなか家庭発電が普及しようとしていませんでした。実はこれの一番の障害が政府による規制だったのです。

たとえば、発電所の管理に必要な国家資格を持つ人の常駐することを義務づけたり、燃料電池を危険物とみなした建築基準法などで規制していたからなのです。
家庭にこうした専門家を常駐させることはとても無理な話です。

しかし、着実な規制緩和の流れの中で、政府は家庭発電に関する規制を撤廃して家庭発電の推進を後押しする方針を打ち出しております。(注2 参照)

これは地球を温暖化から防止しようとする京都議定書を受けて、電力発電所から排出する二酸化炭素を減らそうとする狙いもあります。逆に言えば現在主流の電力発電では地球が守れないと言うことを政府が認めていることにもなります。

私たちは、次の世代に地球号を引き継ぐためにも、優しいエネルギーを求めなければなりませんし、現存するエネルギーを有効活用しながら、経済発展も続けていかなければなりません。

必要なときにのみ必要最小限のエネルギーを消費する家庭発電にますます期待が高まりますね。


注1 燃料電池
水素と酸素の化学反応で発生する電気を取り出す装置。発電機に近い。住宅用では天然ガスが使える。二酸化炭素の発生量は自動車で3分の1に減るという。
経済産業省の燃料電池実用化戦略研究会資料によれば、政府普及目標は住宅や工場に設置した燃料電池の総発電容量は2010年度で210万キロワット、2020年度で1000万キロワットである。(日本経済新聞平成14年5月10日3面から引用)

注2 政府は石油に代わるエネルギー源として期待される燃料電池の実用化を後押しするため、開発や普及を妨げている保安管理規制などを2005年までに緩和、一部撤廃する。燃料電池自動車や住宅の電源などへの普及を促すのが目標で、今夏には官民による本格的な実証実験も始める。地球環境の悪化を抑えるほか、日本企業の国際的な開発競争を側面から支援する。(日本経済新聞平成14年5月10日1面トップ記事から引用)

目次に戻る

オールというのはいいことですか

目次に戻る

薬師寺金堂を復元した宮大工 西岡常一さんの名文句をNHKプロジェクトXで取り上げていました。
「建物は良い木ばかりでは建たない。北側で育ったアテという、どうしようもない木がある。しかし、日当たりの悪い場所に使うと、何百年も我慢する良い木になる。」
これは人間を木材にたとえて話した言葉ですが、上司や先生の言うことを実に忠実に聞く木材で言う正目の人ばかりが増えていませんか。

そんな人ばかりで構成された組織は、例えばY食品のように崩壊の道を辿ることになります。いろんな人が地球や地域、人々全体の事を考えて自由に発言し、社会を発展させていかなければならないと私は思います。

オール与党、大政翼賛、24金、純粋培養などなど、みんなが一つの考えでまとまったり、純粋な物体や環境であったり、すばらしい響きに聞こえませんか。

でも歴史や現実は私たちに何を教えてくれているかよく考えてみましょう。

オールとはとても危険なことなのです。

悲惨な戦争につながったり、純粋培養で育った子供達が社会不適合を起こしていませんか?
24金は柔らかすぎてアクセサリーに加工するのは不向きではありませんか

この世の中は、いろんな個性の混じり合いやぶつかり合いで微妙なバランスをとって成り立っています。オール電化住宅についても考えてみてください。

目次に戻る

電力会社とガス屋は仲良し?

目次に戻る

夏の暑い日みんながクーラーのスイッチを入れて
電力会社は電力消費が伸びて売り上げも伸びます。

一方、水道水の温度も上がるので、お風呂に使うガスは減少します。
電気とガスは相反する動きですね。

そこで、東京電力と大阪ガスは
一定の基準値を決めて
電力消費が伸びてガス消費が減れば
最大で7億7千万円を東京電力が大阪ガスへ支払う
という契約を結びました。
もちろんその反対のケースでは大阪ガスが東京電力へ支払う
という契約です。

この契約は実は、天候という自然に対して一企業がリスクを負うのは
大変厳しいと言うことから生まれたリスク分散の考え方なのです。

まさに相反するような電力会社とガス屋でも互いに相手を補完するという
考えができるのです。
みなさんにも一方に偏ってしまうのではなく
電力とガスは補完するエネルギーであることを知ってもらいたくて
この文章を書きました。

 この契約については、平成14年5月30日NHK朝の全国ニュースで報道されました。
実は、こうした契約は地域内ではよく締結されていましたが
遠く離れた東京と大阪で結ばれるというのは初めてのことです。

目次に戻る

バルクシステムを知っていますか?

目次に戻る


プロパンガスボンベは小型軽量でどんな狭い道でも運べます
でも、その分搬送コストが高くつきます

最近の家庭用のガスボンベは容量50キログラムのものを良く使っています
集合住宅などでは、この50キロボンベを複数個格納できる、設置庫を置いていますね
小型のものをたくさん置くと、どうしても無駄な大きさになってしまいます

そこで、新型バルクシステムが登場しました
バルクとはBULK;大量の という意味です

このバルクシステムを利用すると
200キログラムから990キログラムのガスを貯蔵することができます
50キロボンベが4個から20個に相当します

従来はこのバルクシステムは保安関係から、工業用のみに用いられてきました
しかし、法律の改正や性能の向上によって、家庭用やお店の業務用に使えるようになったのです

このバルクシステムにより、建物の美観が向上したり、経費ダウンが大きく図れます

バルクシステムの設置例は、バルクのページをご覧ください。

目次に戻る


見えない恐怖!!

目次に戻る


暗闇の中、手探りで動き回るとき、何が出てくるかと不安で、人間はとても恐怖を感じます。
でも、なにか他のものに気をとられると人間は恐怖を忘れてしまいます。

電磁波は目に見えないため、そこに何も見えないので本当は怖いはずなのです。
だけど電磁調理器を使っているときは、周りは明るくてよく見えますし、お湯が沸いたり、油の温度が上昇したりで、そっちに気をとられてしまい恐怖心もなくなり、電磁波の存在さえ忘れてしまいます。

携帯電話の電磁波が健康被害を及ぼす影響を指摘され、外国では注意を呼びかけていますね。

携帯電話の微弱な電磁波でさえ脳への健康被害がささやかれているのです。

2002年3月30日付 山陽新聞 同年4月11日付 読売新聞で卓上型IH調理器が安全ガイドラインの最大16倍の電磁場(電磁波の伝わる空間)を生じているとの調査結果を、市民団体・日本子孫基金(東京)がまとめた結果を大々的に報じました。

オール電化住宅のビルトインIH調理器は卓上型の10倍近くの電磁波を出します。
妊娠中に大量の電磁波を受けると流産の可能性が1.8倍になり、妊娠初期(10週以内)では最大5.7倍になります。(電磁波問題を考える九州の会

妊娠中はIH調理器の30センチメートル以内には絶対近づかないようにしましょうね。

目次に戻る


電磁波で小児白血病倍増!!〜国立環境研究所

目次に戻る


従来から、アメリカなどで高圧送電線の下で暮らす人々の中に白血病の発症が多いことが取り上げられていました。

1999年度から科学技術庁(当時)が3年計画で進めた電磁波と小児白血病の関係を調べる全国規模の疫学調査でこのたび明らかになりました。

高圧送電線や家電製品からでる電磁波が多い環境で暮らす子供は、白血病の発症率が2倍以上になるそうです。
やはり電磁波が人間の体に影響を与えていました。
子供に悪いものが大人にいいはずがありませんね。

この調査を実施した国立環境研究所と国立がんセンターなどの中間解析で2002年8月24日までに明らかになったことを2002年8月25日付日本経済新聞が報道しておりました。

報道によると、この調査は、15歳以下の子供で、健康な約700人、白血病患者約350人を対象にして、子供部屋の電磁波を1週間測定し、さらに家電製品の使用状況、部屋から屋外の送電線までの距離、家庭全体の電磁波の強さの平均値などを加え統計処理したものとのことです。

公の機関の調査結果ですから、皆さんにも真実が分かっていただけるのではと思いましたので、早速ホームページで紹介させてもらいました。

みなさんになにが危険なのか自ら考えてもらいたいんです。
本当に危険なことは、自らの頭で考えなくなることではないでしょうか。

火が見えないから安全だなんてむちゃくちゃなことじゃないでしょうか。

見えないものが一番怖いんじゃないでしょうか!!

電磁波が体に与える影響について、リンクしました参考にしてください。

電磁波と白血病の因果関係を認める―米国立研究所・米国エネルギー省−

やっぱり怖い電磁波

身近な問題「電磁波と健康」〜生活環境研究所のホームページ

※ この項2002/8/25目次に戻る